6月1日付、秋田魁新報に絵本『あめだま』(ペク・ヒナ作 ブロンズ新社)が大きく取り上げられていました。
同書を原作とするショートアニメが今年のアカデミー賞短編アニメーション部門の最終5作品に選ばれていたとの内容でした。
アニメのプロデューサーは秋田市のご出身であり、その方がアカデミー賞会場のレッドカーペットを歩いたということで、興味深く読ませてもらいました。
絵本をお読みになった方はご存知のとおり、いつも一人ぼっちの男の子が不思議な飴玉を手に入れてそれを口にするたびに、聞こえないはずの音や声が耳に飛び込んでくるようになるというのがあらすじ。
お隣韓国の絵本ですので、描かれた生活様式や風景は日本と似通っており、子どもの頃を思い出させるような懐かしさも感じさせる一冊です。
なぜ、この話題を取り上げたかと申しますと…。
このイベントで絵本『あめだま』の読み聞かせを計画していたからです。
読み手は、当町の朗読ボランティア「絵本とあそぼの会」の皆さん。
今回は、出版元であるブロンズ新社様のご協力を得て、絵本の各場面を西馬音内盆踊り会館の大スクリーンでご覧いただきます。
*アカデミー賞出品のアニメではありませんので、お間違えなく。
『あめだま』の他にも楽しい絵本の読み聞かせ、ゲーム、抽選会を予定しております。「子どもブックフェスタ」ではありますが、大人の方も絵本の世界に浸っていただく機会としてどうぞご来場ください。
アニメの『あめだま』を動画配信サービスなどで探してみましたが、残念ながら観ることはかないませんでした。
話題作ですので、いつかどこかで目にすることができるように思います。
それまでは絵本を開いて楽しむことにいたしましょう!