毎月第2日曜日に実施している工作等の体験教室「うごうご体験工房」。
6月8日は、自然にあるものを活用して「苔テラリウム」に挑戦してもらいました。
テラリウムとは『テラ=陸地』と『リウム=場所・空間』を合わせた造語で、透明なガラス容器の中で動植物を育てる手法のことだそうです。
19世紀のヨーロッパで発明されました。

今回もほぼ満員の盛況でした。

土や苔を手で触れて感触を確かめます。
乾いた苔を準備しましたので、ふわふわと毛糸のような感触が楽しめたようです。
触りながら、どんなテラリウムにしようか構想を練ります。
苔に触れるのは初めてというお子さんもいたのではないでしょうか。
日陰や湿地を好んで生育する苔ですので、子どもたちには、それほど注目されることがなく、手に取ってみようとする機会も少ないはず。
これを機会に、身近な自然に目を向けられる子どもに育ってほしいですね。
出来上がりをいくつかご紹介。


今回は、下の土から順番に積み上げていく作業が中心でしたので、どのお子さんにも取り組みやすかったようです。
暗い所で発光する緑色の玉が人気でした。
時折霧吹きなどで水やりすれば苔が生育し、森の世界のような不思議な風景が見えてくるかもしれませんね。
大事に育ててほしいものです。
さて、7月の体験工房のご案内。

小さな忍者が巻物の上を移動するおもしろ工作です。
忍者の動きが可愛らしく、ずっと遊んでいたい気分になるはず。
人気沸騰中の「うごうご体験工房」で、この巻物の工作も整理券の残りが4枚。
(6月10日 11時現在)
参加ご希望の方は、図書館カウンターまでお越しください。