オリンピックでの日本チームの活躍が、連日大きな話題になっています。
時差の関係でLIVE中継をリアルタイムで見るのはなかなか難しいものの、早朝から届くメダル獲得のニュースに元気をもらえる日々です。
この先も、日本チームの奮闘はもちろん、世界中のウインタースポーツのスペシャリストたちが繰り広げる熱い戦いから目が離せません。
現在、図書館では年に一度の蔵書点検を進めています。
棚の本を一冊ずつ確認していると、ふとスポーツ関連の本に目が留まることが増えてきました。
連日のオリンピック報道に刺激されているのかもしれません。
書名を眺めながら、「この選手、活躍していたな」「この人は本当に強かった」と、当時の記憶がよみがえり、つい手が止まってしまうこともあります。
点検作業の合間に、思いがけず小さな“スポーツ観戦”をしているような気分です。
そんな中、やはり選手として別格の強さだったなと思ったのが、この方。

『羽生結弦 未来をつくる』(2021年 羽生結弦・折山淑美著/集英社)
五輪2連覇という歴史的な偉業を成し遂げた羽生結弦選手。
その“生の声”が収められた一冊です。
今まさに日本代表として活躍している選手たちの本が本格的に登場するのは、きっとこれからでしょう。
だからこそ、フィギュアスケート選手がどのように競技と向き合い、どんな思いを抱えてリンクに立っているのかを知るうえで、貴重な一冊と言えます。
日々の過ごし方やメンタルの整え方など、私たちの生活にも通じるヒントが随所に散りばめられているところも「生きる活力」となりそうです。
羽生選手以外にも、浅田真央選手など著名アスリートの本がたくさんあります。
ぜひ、五輪を契機に手に取ってご覧ください。
メンタルといえば、アスリートたちの強靭な精神力にはいつも驚かされます。
五輪という一発勝負の舞台での緊張を乗り越えるためには、想像をはるかに超える努力が積み重ねられているのでしょう。
とはいえ、私たちの日常にも、できれば軽やかに手放したい“ちょっとした緊張”があります。
そんなときにそっと寄り添ってくれる一冊として、こちらの本を手に取ってみるのはいかがでしょう。

本書は、心理カウンセラーのお二人による共著です。
冒頭には、
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「緊張は悪者ではない」
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「緊張は自分の意志で抑えられるものではなく、抑える方法もこの世のどこにもない」
といった一見すると戸惑ってしまうような言葉が並びます。
「では、どうすればいいのだろう」と思わず本を閉じたくなるかもしれませんが、どうか少しだけ読み進めてみてください。
「自分を許せるようになると、緊張はゆるんでくるのです」
この一文こそが、本書の核心です。
取り上げられているのは、
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自己紹介の順番が回ってきたとき
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暗記した原稿が本番で真っ白になってしまったとき
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会議で突然質問されたとき
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静かな職場で電話を取るとき
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満員電車に乗るとき
など、日常の中で誰もが経験する“緊張の瞬間”ばかり。
全80シーンについて、緊張をやわらげるための所作や心構えが、コンパクトにまとめられています。
もちろん、ダイエット食品や美容グッズなどと同じように「効果には個人差」があるのは事実です。
それでも、図書館なら無料で手に取れますし、知識として身につけておくことで、ふとした場面で助けになることがあるはずです。
この他にも集中力を高めたり、穏やかな気持ちで過ごしたりするための本がたくさんあります。
ご来館の際にご注目いただければ幸いです。
最後にアスリートと言えばこれ。

『大人女子のすごい体幹トレ&ストレッチ』(2023年 広瀬統一著/学研)
「大人女子」とありますが、内容は男性でも取り組めるものばかりです(オリンピック選手並みの体形となれば、かなりの努力が必要となりそうですが)。
旧正月が過ぎ、まもなく二十四節気の「雨水」。
冬の“トレーニング”代わりだった除雪の機会も少なくなり、とはいえ外に出るにはまだ少し気が重い時期でもあります。
そんな今こそ、自宅で気軽に取り組める鍛錬にぴったりの本を、図書館ではたくさんご用意しています。
体を動かしたい気持ちを後押ししてくれる一冊に出会えるかもしれません。
どうぞご利用ください。
オリンピックの話題から長々と蔵書紹介をしてしまいました。
ここまでお読みいただきましたことに御礼申し上げます。
現在、臨時休館中の図書館は、
2月21日(土)から通常開館
いたします。
3連休でお休みの方も多いことと存じます。
時間がありましたら、ぜひお立ち寄りください。
お待ちしております。