令和7年の師走も、いよいよ残り10日を切りました。
1年を締めくくりながら新年の支度も進めるこの時期は、慌ただしさが一段と増してきます。
そうした中、図書館では年初めの企画に向けて、着々と準備を進めています。

来館者プレゼント(1/4・先着20名)の干支飾りは、完成までいよいよあと一歩となりました。
馬の背にあしらわれた花模様や金色の彩色が、可愛らしい馬の姿に華やぎを添えています。
福袋に入る本の絞り込みも最終段階です。
絵本が入る福袋には、干支にちなんで馬に関わる本も入ります。

今年、朝ドラで注目を集めた、やなせたかしが手がけた名作絵本シリーズの一冊です。
ほのぼのとした優しさと、どこか懐かしいぬくもりが漂う絵が印象的です。
絵の中の馬が走り出すファンタジーで、読者を心温まる世界へと誘ってくれます。
「のぶちゃん、こんなお話はどうだろう。」
そんな言葉をかけながら、できたばかりの原稿を奥さまに見せるやなせたかしの姿を、勝手に想像してしまったブログ編集担当でした。
のぶさんの感想は、もちろん、
「たまるか~!」
ですね、きっと(笑)。
最初と最後に登場する馬の絵の変化も、作品の見どころです。

『うまうまあーん』(エヴァ・モンタナ―リ作/評論社)
食事を嫌がってなかなか口を開けない赤ちゃん馬に、母馬があの手この手で食べさせようと奮闘する様子が、ユーモラスに描かれています。
ところが、その努力もことごとく空振りに終わり…。
そして物語の最後で、表紙絵に込められた意味がふっと腑に落ちる展開が待っています。

『ウマと話すための7つのひみつ』(河田桟作/偕成社)
「動物と話してみたい」 そんな子どもたちの願いにこたえる、“馬語”の入門書なのだそうです!
子どもはもちろん、大人でも思わず引き込まれる内容だと感じました。
いわゆる“馬の言葉”というより、しぐさから読み取れる感情を丁寧に解説してくれます。
話題になった某テレビ局の競馬ドラマに胸を熱くした方にも、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
これを読めば、馬の気持ちが手に取るようにわかり、週末にひと財産築ける…かもしれません??
馬との暮らしを夢見て、ついには与那国島へ移住した作者の情熱が、ページの隅々から伝わってきます。
福袋に入っていたら大当たり、というわけではありませんが、干支にちなんだ本に触れることで、「うまくいく」1年になるような気がしませんか?
絵本ばかりではなく、一般書の福袋も準備しています。
年明けは、図書館おすすめの本に触れてみてください。