3月も残りわずか。
羽後町立図書館でも新年度スタートに向けて、準備を進めています。
毎月発行の「図書館だより」もその一つ。
新年度の「読書のすすめ」を意識して作成しました。
こども園向けにつくった図書館だよりから、転載します。
インターネット上に、「(本の)一人読みができるようになったと感じたのは何歳からか?」という民間の調査結果があり、5年ほど前のものでしたが、少し興味をもって読んでみました。
その結果によると、「年中以前から」と答えた割合が26%。「年長から」と合わせると6割を越えていました。
昨年12月にこども園の年長さんたちが当館の見学に来てくれた折、全員が自分で本を選び、その本を机で読む姿を見ています。その時は、立派だなあという感想しか出てきませんでしたが、文字を読む力、文字から想像力を働かせる力は、かなり早い時期から出来上がっているのだな、と改めてその時のことを思い出しました。
当館でも、お家の方と一緒に来館し、自分で本を数冊選んで借りていく小さいお子さんがいます。もちろん、個人差はありますし、読み聞かせや身近に本があるかどうかなどの環境も関わってきますが、一人読みができる力を早く獲得することは、知的な面の向上はもちろん、情緒の安定にもつながってくるように思います。
自立した読み手を育てる、などというとやや大げさかもしれません。図書館で本を借りて読むこども園児を育てる、はどうでしょう?
クリアできる子が、想像以上にたくさんいるかもしれませんね。
最後にさりげなく?図書館利用を勧めてみました。
「図書館で本を借りて読むこども園児」
知的な香りがしてきそうではありませんか?
4月の体験工房はこちら。

名称を「うごうご体験工房」に変えました。
今回から、当日午前10時スタートの1回開催になります。
現在、整理券を図書館カウンターで配布中です。
ボランティアで子どもたちの工作を手伝ってくださる方も募集しています。
参加ご希望の方も、ボランティアをやってみたい方もどうぞお越しください。